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次の課題曲 FANTASIAかOblivionか [クラシックギター]

次の曲は、FANTASIAかピアソラのOblivionか、どちらにしようか悩み中。

今日は、いつもの先生はコンサートの演奏(急に決まったらしい)で出かけているので、臨時の先生。

臨時の先生は、昨年は大きなコンクールで優勝した方で、先生というよりも演奏家。
Oblivionのちょっと珍しい楽譜を、初見でサラリと弾いちゃうあたり、やっぱすごい。
しかし、レベルに差がありすぎて参考にならず、得るものは何もないのだった。(;゚ロ゚)

FANTASIAはストローク主体の曲で、全体としては曲は簡単な方だけれど、
ラスケアード風の右手の指の動きが難しいのと、12ページもある楽譜を覚えるが課題。

Oblivionは、メロディーだけなら簡単だけど、対位法的に副旋律と併せて弾くのが難しい。
楽譜を目で追いながら弾くのは大変。

というわけで。
FANTASIAは、楽譜の中身よりも、まず右手の反復練習を行うことに。
少しは弾けるOblivionをすすめることにした。

アストゥリアス(Asturias/Leyenda, Isaac Albeniz) ピアノ譜から修飾記号をコピー [クラシックギター]

現在の課題曲は、 イサーク・アルベニスの 「アストゥリアス(伝説)」(Asturias/Leyenda, Isaac Albeniz)。楽譜は現代ギター社の「発表会用ギター名曲集」の物。

途中でアンサンブルコンサートがあったり、仕事が忙しかったりしたとはいえ、もう半年もこの曲を練習してるのか。(汗)

いい加減、運指的にはそこそこは弾けるようにはなってきたので、改めて修飾記号を見直すことにした。

 「発表会用ギター名曲集」には殆ど修飾記号が付いてないので、まずピアノ譜からコピーすることろから。

前半部のいわゆる アストゥリアスっぽいアルペジオの部分は、工夫が必要。ピアノ譜では、pから序所にffにもってって、dim  poco a poco しながらmf→pに落としているけど、(音量の幅が狭い)ギターでは同じ様には弾けそうにないので、もちょっと上げたり下げたりして、それっぽく。

中間部の「espress e rubato」(自由に表現してね)の部分は、pで旋律の後ritしてppで別(?)の和声をフェルマータ、のパターンが多く、pとppが基本。全体的に 抑え気味にゆったり。でも、ギターでそんな風に弾いたら、暗すぎるかも。ピアノ譜よりは、少し華やかに弾いた方が良いんじゃないかと思う。 「発表会用ギター名曲集」でつけられた数少ない記号fの部分はピアノ譜ではpになっている。運指をつけた人も、同じように判断したのかも。

一番最後のCoda以降のまとめは、ギター曲のイメージのまま。最後から2音目のハーモニクスの音が、ピアノ譜ではffになっているのを、技量が足りないので前後で帳尻合わせして調整する位。 Coda後の8小節は特に音が汚く切れないように注意。

 


アストゥリアス(Asturias/Leyenda, Isaac Albeniz) 「左手の指が開かない、なんてことはない」「力なんていらない」ということ [クラシックギター]

「アストゥリアス」を練習中。曲と運指は粗方覚えて、フレーズ単位なら弾けるようになってきたものの、ストレッチとセーハがあるフレーズの切れ目で、うまく繋げて弾くことが出来ない。

先生曰く。。。

「男性の手で、左手が開かなくて届かない、なんてことないわよ」、「むしろ手が大きすぎて届かない(折りたためない)方が多いんじゃない?」「開こうとして力むから、弦を押さえる力が働かなくて、音が消える」「余計に力が入るから、(弦の)押さえが利かない」ということらしい。

思い当たることは多々あるし、先生の手の大きさを見せられたら、返す言葉もない。

改めて、左手は「親指でネックを挟むのではなく、弦の上から押さえる(軽く押す)」、右手は「親指の脱力と、アポヤンドの弾き方」を意識して練習再開。

押弦が2か所なら問題なく脱力できていて、押弦が3弦ならマズマズ。4弦押弦する時とセーハの時の脱力が上手くいかない。直接の原因は、各弦を押弦する力が均等でないこと。均等に弦を押すことが出来れば、使う力は極小さくていいことを頭では理解している。

一番問題なのはセーハが連続するところ。以前に比べれば力が抜けてきているものの、自分のギターでは人差し指が固まってしまい、アストゥリアスを一曲(8分位)弾くことが出来ない。ギター教室に備え付けの弦高の低いギターなら問題なく最後まで弾ける。今週は、先生の高価なギターを借りて、1時間半ほどレッスンを受けたのだけれど、これだと1曲弾き切ることができた。

これは、ギターの設計の違いだそうだ。

発音のはっきりしたギターはハイフレット側の弦高が高くなっていることが多く、弾き易いギターは弦高がどこでも比較的均等に設計されているけど、その代わり音色がぼんやりする。「練習用にはぼんやりした音の方がいいわよ」「発音がはっきりした音が好きなら、弦高に慣れるしかないわね」ということだった。

(本とかWEBで調べると)一般的には、発音がはっきりしている=遠達性が良い=人に聞かせる演奏会向け、ぼんやりしている=弾いている人には良く聞こえる=一人で練習&趣味向け、ということになっている。

うちのギターは最近調整に出したばかりで、弦高が高めになって帰ってきた(自分で限界まで下げていたのに。。。)。調整して下さった専門家の話によると、うちのギターは発音をしっかりさせる設計になっているらしい。なので、弦高を下げて弾くのは薦めない、ということだった。確かに、今の方が右手のタッチの変化で音色を変えやすい。

という訳で、若干曲の練習から離れて、指を痛める前にセーハの脱力を徹底するかギターを買い換えるかの二択を迫られている1カ月だった。

どっちに転んでも魅力的。(財布以外には。。。)


クラシックギターのストラップとエンドピン [クラシックギター]

クラシックギターのストラップとエンドピンは、ネットで検索すると何か特別な物の様な扱いになっている。クラシックギターはエンドピンを付けられる様になっていない、とか邪道とか。

こういう商品が見つかった。


こうやって 使うものらしい。

 

でも、ギター教室に通うようになって、クラシックギターにエンドピンがついているのを何度か見たことがある。肩にかける訳じゃなく、ストラップを腰にひっかけたり、お尻の下に敷いたりして、ギターを安定させるのに使うそうだ。

どうしてもギターが安定しないとき、体でギターを抱え込むより、ストラップで補助した方が、ギターの響きを阻害しないらしい。

良く考えると、スペインのフラメンコや、メキシコのマリアッチ、ジプシーキングとか、ストラップで肩にかけるのは特別な事じゃない。クラシックギターだからダメ、と言うことはなさそう。

バレンタインデイに貰った「キャメルミルクチョコレート」は「世界初、らくだのミルクを使ったチョコレートだった」 [クラシックギター]

いつも嫁さんに「らくだ」呼ばわりされている。顔がらくだっぽいからだそうだ。

そんな嫁さんが、バレンタインデイにニヤニヤしながら渡してくれたのが「らくだチョコ」だった。

Al Nassma キャメルミルクチョコレート

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「ドバイの金持ちが金にあかせて作らせた」そうだ。

見た目や匂いは普通。味もおいしいけど、少し濃厚なところ以外は、まぁ普通。

意外なほど癖がない、ねっとりした感じのチョコレート。珍しいもの好きには、いいかも知れない。

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結構高かったらしい。


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アストゥリアス(Asturias/Leyenda, Isaac Albeniz) 低音弦の雑音を消す練習(難しい!) [クラシックギター]

次の課題曲は、 イサーク・アルベニスの 「アストゥリアス(伝説)」(Asturias/Leyenda, Isaac Albeniz)。楽譜は現代ギター社の「発表会用ギター名曲集」の物。

 

前半と後半部のゴージャスなアルペジオ部は「簡単だから、すぐ出来るようになるわよ」ということらしい。「中盤の方が重要だから、そっちからやりましょう」ということで、63~114小節の情感豊かな部分を先に練習することになった。

今週からの課題は、89、90小節の運指。少し変わった、低音弦の雑音を消し易い運指をつけてもらったので、それを練習する。

 

アコギやフォークギターでは、「キュキュー」という低音弦の摩擦音もギターの味として認められているようだけれど、クラシックギターでは「汚い音/雑音」としか扱われない。

「アストゥリアス」では、低音弦(金属巻弦)のメロディを多用するので、摩擦音を消する練習をしましょう、ということだった。

 

左手の指先と弦が擦れる「キュキュー」という音は、自分も苦手だけれど、意識していないと、どうしても出てしまう。

摩擦音を出さないコツは、左手の離弦と指の移動を、しっかり分けること。また、左手の離弦に力を一切使わず、あくまで「押弦した状態から力を抜く」だけにすること。

これを無意識に出来るように、これから2週間、みっちり練習しよう。

 

フィロメナ・モレッティ(Filomena Moretti)の演奏で、良いのを見つけた。情感こもってるなぁ。(顔が怖いけど)


アストゥリアス(Asturias/Leyenda, Isaac Albeniz) youtube探索 [クラシックギター]

次の課題曲は、 イサーク・アルベニスの 「アストゥリアス(伝説)」(Asturias/Leyenda, Isaac Albeniz)。楽譜は現代ギター社の「発表会用ギター名曲集」の物。

今の自分の実力だと、運指だとか、何かと自分向けに修正しないと、弾きにくそう。そこで、まず演奏のイメージをつかむために、youtubeを探索してみた。

検索すると、セゴビア、Ana Vidovic、John Williamsなどの有名どころの演奏が見つかった。

見つけた中で、最初に一番参考にしたいと思ったのはフィロメナ・モレッティの演奏だった。MP3に変換して、楽譜を眺めながら何度か聴いて見ると、案外ピンと来ない。超絶技巧のAna Vidovicは、音だけ取り出して何度も聴いてみると、ちょっと雑な感じがする。

セゴビアのこの録音は、何箇所か「ずっこける」部分があって、自分の「アストゥリアス」のイメージには合わない。

何度も聞いて、「なるほど」と感じたのは、John Williamsの演奏だった。最初に聴いたときは、(他の演奏者に比べて)地味な感じで印象が残らなかったのだけど、よくよく聴くと、いろんな音色を織り交ぜられていて、一番工夫されているように思うようになった。奥が深いなぁ。

目標にすべきなのは、John Williamsの演奏だなぁ。

 


アストゥリアス(Asturias/Leyenda, Isaac Albeniz) 先生からのアドバイス [クラシックギター]

次の課題曲は、 イサーク・アルベニスの 「アストゥリアス(伝説)」(Asturias/Leyenda, Isaac Albeniz)。楽譜は現代ギター社の「発表会用ギター名曲集」の物。

この曲の生い立ちは、ややこしい。

「アストゥリアス(伝説)」は、元々ピアノ曲の一つとしてアルベニス自身が「旅の想い出」の第1曲、前奏曲「伝説(Leyenda)」として作曲したもの。アルベニス没後、「スペイン組曲」がまとめられるときに、抜けていた第5曲として「伝説」が選ばれ、題名として、「アストゥリアス(スペイン北部の地名)」がつけられた。

さらにその後、タレガ(タレルガ)がギター用に編曲し、原曲よりも有名になったとか。現在は、他の人の編曲もあるらしい。ちなみに、オリジナルのピアノの楽譜は、 国際楽譜ライブラリープロジェクト(IMSLP)スペイン組曲第1集の楽譜 から入手できる。

そういう訳だからなのか、アストゥリアスのギターの楽譜には装飾記号がほとんど無い。 作者の意図を知るには、ピアノ譜を参考にした方が良さそう。

Leyenda.png

 

先生曰く「オリジナルはギター曲じゃないし、ギター用に編曲したのもアルベニスじゃないんだから、自分で納得するように解釈して編曲し直せばいいのよ」、ということらしい。

 

で、その際、「曲の方針を決めておかないと・・・」、統一感がなくなってしまう。というのが、最初の課題。

この曲の主題は、「ミシドラシソ」 。これを、どの様に弾くか決める、ということ。大筋、以下の3つのどれか。

  1. 「ミシドラシソ」: ギター譜の小節通りに弾く
  2. 「ミ/シドラシソミ」: ミをペダル音(ベース音)として、シドラシソミをメロディとする
  3. 「ミシドラ・シ・ソ」: 小節毎、フラメンコ風に、リズミカルに弾く

ピアノ譜を見ると、ミにアクセントがあり、ミシドがクレシェンド、ラシソがデクレシェンドになっているので、2番目のアイディアが原曲に近そう。ただ、運指上、ミの音を長く維持することはできない。

手持ちのCDを聞くと、イエペスのアストゥリアスは、1番と2番の間っぽい。

 

youtubeで検索すると、セゴビア、Ana Vidovic、John Williamsなどの演奏が見つかった。セゴビアが2番、Ana VidovicとJohn Williamsが1番かな。後の二人はテンポが早すぎて、どちらとも判別しにくい。

Ana Vidovicの演奏が好みではあるけれど、とてもマネ出来る運指じゃない、というか超絶技巧すぎる

いや、まず今回はラスケアード前後の運指が楽になる2番にしよう。

 

見つけた中で、最初に一番参考にしたいと思ったのはフィロメナ・モレッティの演奏だった。でも、何度も聞いて、「なるほど」と感じたのは、John Williamsの演奏だった。奥が深いなぁ。

音だけ取り出してみると、Ana Vidovicは、ちょっと雑な感じがする。

 


La Melanconia の解釈2009年版 その4 展開部と結び [クラシックギター]

来年の発表会に向けて、”La Melanconia” (Mauro Giuliani Op-148-7)を練習中。楽譜は現代ギター社の「発表会用ギター名曲集」の物。

La Melanconia の解釈2009年バージョン その3 の続き

 


抑えて弾いた主題部の次、中盤部は、曲の中の「事件発生」として、時には汚い音も織り交ぜながらメリハリをつけて弾くことにする。、事件性を持たせる事で、前後の憂鬱で抑え目のパートと対比させる。

 

21小節目から始まる中盤部では、ベースのラは柔らかく低く、高音部は25小節目に向けて徐々に音量を上げていく。25小節目から28小節目のPPに、充分デクレッシェンドして一旦落ち着き、次から始めるダイナミックなパートと対比させる。

中盤29~39小節は、低音弦と高音弦を交互に、メロディが入れ替わりながらダイナミックに進行する。なので、ベースラインの親指は、29~30小節目を柔らかく、31~34小節目は明確に、35~39小節目は柔らかく弾く。逆に高音部はその逆の音色で弾く。

40~51小節目からは、メロディを明確に、時折汚い音(例えば高音部のレドシなど)を織り交ぜて、ヒステリックかつダイナミックに。ここでビブラートをかけたりして「奇麗目な音」で弾いてしまうと、却って憂鬱な感じがしなくなってしまう。低音部のラは、柔らかく低い音質で。

52~56小節目までは、"poco a poco"でゆっくりクレッシェンドして、57小節目の1拍目で展開部をしめる。

 


結びは、音は奇麗目に、クールダウンしていって、最後の和音Amにまとめる。

57~60小節目は主題部に似たフレーズ。sfは、ほどほどにして、終わりっぽい雰囲気を出す。

 

61~63小節目は、高音部の「ファミレドファミソラ」、低音部の「ファミソラファミミラ」をそれぞれ明確に、バランス良く弾いて、音量でアクセントをつける。

63~65小節目は、「ド-ラ」のフレーズとベースのラの連続をどう弾いてしめるか判断に悩む。今回は、ベースラインは抑え気味にして、高音部でアクセントをつけることにする。

 

 


La Melanconia の解釈2009年版 その3 主題部 [クラシックギター]

発表会に向けて、”La Melanconia” (Mauro Giuliani Op-148-7)を練習中。楽譜は現代ギター社の「発表会用ギター名曲集」の物。

La Melanconia の解釈2009年バージョン その2 の続き

 

主題部は、暗く・低く・滑らかに。平行して進む低音のベースラインと高音部のメロディ部を均等に弾く。クレシェンド・デクレシェンドの幅は抑えめ(p~f)。

抑えめ、控えめ、が主題部のテーマ。

主題部最後の17小節目の終わりから20小節目までは、特に慎重に弾いて、静かにゆっくりとまとめる。

 

この主題部は、左手の運指を注意深くすると、とても響きがよくなる。17小節目の終わりで消音する以外は、あまり音を切らずに続けて滑らかに弾くことにする。

特に、3小節目のドの付点4分音符(小節最後のミにつなげる)、5小節目のラ(ソ#へ)、10小節目のド#(レ・ミへ)など、切れやすい音に注意する。

 

曲の最初はピアニッシモだけれど、最初から弱く弾くと、単に「音の小さい奴」に聴かれてしまうので、普通の音量で弾き始める。その代わりに、2小節目はまったり弾き、3小節目でしっかり音量を落として、「最初がピアニッシモだったこと」を表現する。

弱弱しくならないで、ピアニッシモを表現出来る。

 

13小節目後半から16小節目には、軽く抑揚をつけると、少し表情が出て面白い。(やりすぎると後で困る)


何かしまりのない感じになるけど、21小節目以降のベース(ラ)の連打に緊迫感を与えるため、盛り上がりたいのをこらえて辛抱する。 (笑)

 


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